頑張り過ぎない介護の工夫
介護は頑張りすぎないことが大切です。
周囲の非協力や介護の大変さに対する無理解に悩む声が少なくありません。
無理して介護を頑張っている人がそれだけ多いということです」と話します。
中でも「家族や親類、友人などに介護の無理解、非協力に対する悩みが多いと言います。
毎日必死で介護をしている所へ、時々やってきては勝手な文句を言う親戚。
時々来て甘い言葉をかけて、面倒見たつもりになっているのでしょう。
本人は満足でも、毎日介護している身にはストレスがたまります経験のない人にいくら介護の大変さを訴えても仕方ありません。
少しずつ実体験してもらうようにしましょうとの、専門家のアドバイスがあります。
ゆとりのある介護を目指すため、
① 遠慮しないで介護の協力を呼びかける。
ただし、無理のない範囲で、丁寧に「○日○時から、食事を食べさせるのを手伝って下さい」といった具体的な依頼をしてください。
②「助かった。ありがとう」と必ず感謝の言葉を述べる。
心の中では「手伝って当然」と思っても、我慢してください。
③ 何度か繰り返す。
簡単にみえる介護も、定期的にするといかに大変かを少しずつ実感してもらう。
④ どうしても協力を拒まれたら、早めにきっぱりとあきらめて介護サービスなどに切り替える方が精神的に楽なこともあります。
無理な介護は、結局お年寄りにしわ寄せがいきます。
自分の介護状況を知る事も、大切です。
介護する側
介護する側は、頑張り過ぎず、余裕を持って。
お年寄りの介護を一人で抱え込み頑張りすぎて、ストレスをためる例が少なくありません。
疲れてイライラし、無理して自分の健康を損なうようなことがあっては、結局は介護されるお年寄りにしわ寄せが来ます。
今の自分の状況を冷静にチェックしてみることで、精神的に余裕のある介護を目指してはいかがでしょう。
先の見えない介護を自分一人で背負い込み、つぶれそうになる人が少なからず、います。
在宅介護をしている全国の530人に調査をしたところ、全体の82%が「家族・親せきで介護を分担すべきだ」と思っていましたが、現実には47%が「自分だけで介護」していました。
また、75%が「自分が頑張らなければならないと強く思うことがある」と答えました。
その結果、「心の健康状態が悪化」(73%)し、「自分の生活が犠牲になっている」(69%)との結果が出ました。
「抱え込み度が高い人は、例えば市町村の窓口に行って、公的なサービスやボランティアの連絡先を聞き、それを端緒にたぐるように介護支援のネットワークを見つけてみましょう「周囲の理解」を得るためには、遠慮なく頼み、少しでも協力してくれたら感謝の言葉を忘れないこと。
協力してくれない時は早めに介護サービスを利用することを考えます。
疲労をため込まないためには毎日外に出て気分転換し、介護している人同士で交流をしましょう。
デイケア(日帰り介護)サービスやボランティアの送迎サービスをどんどん利用することも必要です
介護サービス
介護サービスの種類としては、ホームホームヘルパーが居宅を訪問して、入浴、排泄、食事等の介護や日常生活上のお世話を行なう訪問介護、巡回入浴車で居宅を訪問して、病状が安定期にあり、主治医が必要と認めた要介護者等に対し、看護師や保健師が居宅を訪問して、療養上の世話や必要な診療の補助を行う訪問看護、デイサービスセンター等に通って、施設において、入浴、食事の提供等日常生活上の世話、機能訓練を行う通所介護(デイサービス)などに代表される在宅での介護と、常時介護が必要で家庭での生活が困難な場合に入所して日常生活上の世話と機能訓練を行う介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、病状が安定期にある要介護者に対し、リハビリを中心とする医療ケアと医学的管理下における介護を行う介護老人保健施設など、施設での介護があります。
その他に、認知症状態の要介護者が、共同生活を営む住居で、入浴、排泄、食事等の介護、その他日常生活上のお世話と機能訓練を行う認知症対応型グループホームや小規模多機能型居宅介護などの地域密着型サービスがあります。
それぞれ介護度によって利用できるものとできないものがあります。